怖い話 第4話「わら人形がそこにあった」

私は小学校の教師をしています。小学校は海の近くにあります。

ある日いつものように学校にいきました。

すると子ども達が海で拾ったと、不気味なしゃもじを渡してきました。

そこには、「呪」とか「恨めしい」とか筆のような物でぎっしり書かれていました。

このしゃもじを自分が持っているのも嫌なので校長先生に相談してみました。

 

「海に捨てに行ったらいい。もとからあった場所にもどすのが、いいと思いますよ。」

と校長先生に言われたので、私が捨てに行くことになりました。

帰る途中、暗い中、海の砂浜にしゃもじを置いて真っ暗なトンネルを車で通り、家に帰りました。

次の日です。

子ども達が帰った後、提出物が多かったので、その整理に時間がかかり、

遅くなって校舎をでました。

その帰り道いつものようにトンネルを通ろうとしたときだれかいました。f:id:tiyominota:20180111215526j:plain

なぜか白い着物のような物をきています。顔は暗くてよく見えません。

その人は暗い中、かべの方を向いて何かをしています。

邪魔だな〜「ププー」クラクションをならすと、

f:id:tiyominota:20180111215914j:plain私に気ずいたのか走ってちかずいてきました。

ライトで見えたその顔は、目が血走ったおばあさんでした。

私は怖くてバックしました。追いかけてきます。私は思い切ってUターンして、

逃げ切りました。

次の日です。トンネルのかべにわら人形がそこにありました。

しばらく、日にちがたち、町のおばあさんがとつぜん亡くなったそうです。

なぜ亡くなったのか今でもわかっていません。

怖い話 第3話ピエロの仕返し

「あっなにあれ」

俺そして友達の「たか」が二人でよく行く遊園地に遊びに来ていた。

ピエロが風船を配っている。でも、子ども達は近よって来ているのに、だれも風船をとろうとしない。

すると僕たちが見ているのにきずいたのか、近よって来た。

「こんにちは。風船いりますか?」

笑顔で、そう言った。近くで見ると、とんでもなく大男だった。「あっいいです」俺が言うと、後ろを向いて子ども達のほうにゆっくりと行った。

「あんな、デカピエロだれも風船なんかとらないだろうなあ〜早く死ね(笑)」

すると、たかの声にきずいたのか、またピエロがちかずいて来た。

「おい、今だれが言ったんだあ」

なんだか、すごく怒っているような気がする。さっきまでの笑顔はなくなっていた。

ピエロの顔が俺に近づいて来た。

「お前かぁ?」

ピエロの顔が恐くて

「ごめんなさい!」

と言ってしまった

「今は許してあげるけどその代わりこのカードを受け取ってね」

さっきまでの怖い表情はなかったかのようにニコニコしていた

そのカードはピエロのショーの招待状券だった

俺はそのショーに行ってみることにした

 

行ってみるとこのカードを持っているせいか、俺だけがスタッフさんにジュースをもらったりした

すると「非常口は小屋の下にありますよ。覚えといた方がいいですよ」と言った

「あっ、、はい。」なんとなく不思議に思った

ショーではピエロが時々登場し、玉乗りや綱渡りをして会場が盛り上がった

一通りショーが終わると

「本日はゲストが来ています」と司会者が言った

「あそこに座っている方です!」

すると俺にスポットライトが当てられた

観客がみなこっちを向いている

「え、?」

「どうぞステージにあがってくださいー!」

言われるがままにステージに立った

するとピエロが急に怖い顔になり、木に縛れつけられた

ドンッドンッ

体すれすれにピエロの放ったナイフが木にあたった

「うわぁっ」

俺は逃げようと木に縛り付けられたロープほどいた

幸いにも緩く縛り付けられていた

逃げた方向に小屋が見え、鍵をかけた。

ドンドンドンドン ドンドンドン ドンドンドン

ドアをたたく音がする。あともうちょっとで壊れそうだ

部屋を見渡すと小さいドアがものの下に隠れていた

俺はとっさにものをどけドアを開けて入った

ドアに入るとステージの上につながっており、俺はステージの上に立っている

たちまち拍手が起こっている

上を見るとピエロがひぃーひぃー泣き真似をしながら網に捕まっている

「男の子はピエロから逃げ切ることができました」と司会者が言った

 

しばらくしてショーが終わり、俺は家に帰ることにした

なんと、帰り道に大きなピエロがいた

その顔は笑顔でこういっていた

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「まだショーは終わっていないよ」と。。

するとピエロは大きなカマを振り上げた

「 うわあああぁぁああああああ

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第2話 怖い話「これもちが〜う」

これもちが〜う

夏休みに男の子が友達4人で知り合いのお寺に泊まることになった。

4人でカルタをしたり、お寺の掃除やお墓のお供え物などを手伝いました。

夕食を食べて最後にコマ回しをして遊びました。

夜になって、お寺の空き部屋で寝ることになりました。男の子は友達をならんで一番端っこに布団を敷いて寝ることにしました。最初は友達と枕なげをして遊んだりしていたけど、だんだんあきてきて、ふとんにはいることにしました。

しばらくして、ねいきが聞こえるようになりました。

でも男の子はトイレに行きたくなったので、起こさないように廊下にでました。

廊下はすごく、ひんやりしていました。歩くと、「ギィ〜ギィ〜」と音がなります。トイレに用をたしていると、なか「ガリガリ、ガリガリ」と音が聞こえます。後ろの小窓を見ると、お墓がずらりとならんでいました。

そこに、白い着物を着た長い髪のおばあさんが、なにか白い物を食べています。

「ガリガリ、ガリガリ」と聞こえます。f:id:tiyominota:20180107180031j:plain

男の子は怖くて「うわああ」と声を出してしまいました。

すると着物を着たおばあさんが、

 

 

 

 

 

とふりむきました。「見たあなああ」そう言うとものすごいスピードで追いかけてきました。男の子は冷たい廊下を走って布団にもぐり込みました。しばらくすると、「ギィ〜ギィ〜」と音が聞こえました。おばあさんは右から順に友達の布団をめっくて足をさわって、「これもちが〜う」「これもちが〜う」と言っています。男の子は思いました。さっき廊下を走った、僕の足は冷たくなっていることを。男の子は必死に足をこすりました。手がぴりぴりします。とうとう自分の番になりました。おばあさんの冷たい手が触れます。「これもちが〜う」男の子はホットしました。しばらくして、行ったかな?と思って布団からのぞくと、自分の手をジーーーと見ています。さっき足を必死にこすっていたので手が真っ赤になっていたのです。

「おまえだああああああああああ」

 

怖い話 第1話日本人形

日本人形

おばあちゃんがいなくなりました。だから、おばあちゃん家でお葬式です。棺のとなりに、着物をきたおかっぱの日本人形がありました。

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「お母さんこれなに?」

「それは、棺といっしょに焼いて天国へ行くのよ。そして、そのお人形が道をおしえるのよ。」

「へえ〜そうなんだ〜」

私はなんとなくそれが気になった。なんだか、私を見ている気がした。だから私は目を見ないようにした。ごはんを食べて1階のおくの部屋でねることにした。私は慣れない部屋のせいか、なかなか寝れなかった。うとうとし始めたとこれで、音が聞こえてきた。

「ギィ〜ギィ〜」と音が聞こえる。ゆっくり廊下を歩いてるような音だった「ギィ〜ギィ〜」とまた聞こえた。お母さんかな?と思ったけど今日は夜の間におばあちゃんの衣服などを整理しなくちゃいけないのでこの家には私一人だ。「ギィ〜ギィ〜」とまた聞こえた。なんだか私がいる部屋にだんだん近づいて、来ている気がする。「ギィ〜ギィ〜」もう、すぐそこまで音が聞こえた。私は怖くて布団のなかにもっぐた。ふすまを開ける音とどうじだった。「・・・・・・・・・・・」私は布団の中で息をひそめた。何分経っただろうか?なんだかすごく重いような気がする。なにかが私に乗っているような・・・