怖い話 第3話ピエロの仕返し

「あっなにあれ」

俺そして友達の「たか」が二人でよく行く遊園地に遊びに来ていた。

ピエロが風船を配っている。でも、子ども達は近よって来ているのに、だれも風船をとろうとしない。

すると僕たちが見ているのにきずいたのか、近よって来た。

「こんにちは。風船いりますか?」

笑顔で、そう言った。近くで見ると、とんでもなく大男だった。「あっいいです」俺が言うと、後ろを向いて子ども達のほうにゆっくりと行った。

「あんな、デカピエロだれも風船なんかとらないだろうなあ〜早く死ね(笑)」

すると、たかの声にきずいたのか、またピエロがちかずいて来た。

「おい、今だれが言ったんだあ」

なんだか、すごく怒っているような気がする。さっきまでの笑顔はなくなっていた。

ピエロの顔が俺に近づいて来た。

「お前かぁ?」

ピエロの顔が恐くて

「ごめんなさい!」

と言ってしまった

「今は許してあげるけどその代わりこのカードを受け取ってね」

さっきまでの怖い表情はなかったかのようにニコニコしていた

そのカードはピエロのショーの招待状券だった

俺はそのショーに行ってみることにした

 

行ってみるとこのカードを持っているせいか、俺だけがスタッフさんにジュースをもらったりした

すると「非常口は小屋の下にありますよ。覚えといた方がいいですよ」と言った

「あっ、、はい。」なんとなく不思議に思った

ショーではピエロが時々登場し、玉乗りや綱渡りをして会場が盛り上がった

一通りショーが終わると

「本日はゲストが来ています」と司会者が言った

「あそこに座っている方です!」

すると俺にスポットライトが当てられた

観客がみなこっちを向いている

「え、?」

「どうぞステージにあがってくださいー!」

言われるがままにステージに立った

するとピエロが急に怖い顔になり、木に縛れつけられた

ドンッドンッ

体すれすれにピエロの放ったナイフが木にあたった

「うわぁっ」

俺は逃げようと木に縛り付けられたロープほどいた

幸いにも緩く縛り付けられていた

逃げた方向に小屋が見え、鍵をかけた。

ドンドンドンドン ドンドンドン ドンドンドン

ドアをたたく音がする。あともうちょっとで壊れそうだ

部屋を見渡すと小さいドアがものの下に隠れていた

俺はとっさにものをどけドアを開けて入った

ドアに入るとステージの上につながっており、俺はステージの上に立っている

たちまち拍手が起こっている

上を見るとピエロがひぃーひぃー泣き真似をしながら網に捕まっている

「男の子はピエロから逃げ切ることができました」と司会者が言った

 

しばらくしてショーが終わり、俺は家に帰ることにした

なんと、帰り道に大きなピエロがいた

その顔は笑顔でこういっていた

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「まだショーは終わっていないよ」と。。

するとピエロは大きなカマを振り上げた

「 うわあああぁぁああああああ

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